週末に読んだ本【書評・レビュー】
週末に読んだ本の感想を書いていきます.
読んだ目的は知識習得でなく,相性の良さそうな本の判定なため詳細な部分まできちんと読み込めていない本もあります.(書いてあることをそのまま捉えている部分がある)
あと目的として純粋な読書ではなく,妻と一緒に過ごす時間として,面白いテレビ番組が尽きたので「本を読んで思ったことを共有して楽しむ」っていう目的もありました.
読んだ本
0~3歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス (再読候補)
この本は,書いてあることが具体的でとても良かったです.
例.「寒いことが分かってるのに子供が服を着たがらないときの対処」「子供にルールを教える年齢」などなど想像しやすかったです.
実際にそのシーンで実現できるかはさておき,こういう風な育児をしたいなと感じる内容でした.漫画なので読みやすいし家に一冊置いておこうと思います(主に妻向け)
あとは,この内容で「副作用なく実施できるもの」「ケースバイケースで実施が難しそうなもの」に分けてそのあと「我が家で実施したいか」の相談をしようと思います.
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
漫画を使ってパパの行動のNGやOKを教えてくれようとしているんだけど
NG行動がありえなさ過ぎて特に参考にならなかったです.
例.「ママが育児してるのにパチンコに行く」「帰宅したとたん家事ができていないと責める」みたいな
もっと絶妙なラインの気を付けることが書かれていてほしかったです.
例.「夫の今日のご飯なに?が腹立つ」「君が使うものだから君が決めなよが悲しい」みたいな
そういえば,おたまさんの以下の記事面白かったですね
たぶん昭和というかもう少し古い世代向けなのかも(失礼)
マンガでやさしくわかるモンテッソーリ教育
僕にとってのモンテッソーリ本1冊目
安易に漫画から入るのはよくないな~と思っているのですが,僕の学習の癖みたいなところがあるのでなかなかやめられず😅
どんな悩みにモンテッソーリが効くのか,モンテッソーリて一体何なの?っていうのを漫画で教えてくれる本.
この本を読んで決めた我が家のスタンスは「敏感期という概念を知っておくことで育児が楽になるかもしれないから,類似の本をいくつか読むけど,おうちモンテッソーリとかは絶対に無理だからやらない,モンテッソーリ園があればまた考えよう」でした.
流行り過ぎてて怖いですが何か取り入れられることがあれば取り入れてみようと思います.
パパ入門ガイド
パパとつく本だいたい期待外れなので期待してなかったんですが,良い本でした.
知識面スキル面が幅広く書いてあって「ページ数を倍にした母子手帳」というイメージでした.出産が分かって一冊目に読む本としてはかなりおすすめ
いろんな育児本をすでに読んでいると「この本にしかない情報」っていうのはないかもしれないです.1冊目としてはとても良いと思いますので,おすすめしようと思います.
子育てハッピーアドバイス小児科の巻増補改訂版
我が家が求める医療本は「困ったときにその本を読めば何がすべきかすぐわかる(分かりやすい)」なのですが,それには当てはまりませんでした.
アプリの「教えてドクター」がわかりやす過ぎてこれでいいかな~という感想です.
知識面の「水分補給が大事」「薬で病気を治すのでなく自然治癒の補助をしている」みたいなのを知らなかったらこの本を読んでもいいかもしれないです.
パパは大変が面白い
コラム的な感じで挟まってくるインタビューがあるのがとても良かったです.
生の声が聴けるっていうのがファザーリングジャパンの本の良いところかなと思います.ただ僕の育児休業取得タイプは妻サポート型なんですが
僕のケースに当てはまるケースがないので面白いなーという感想はあっても役に立つなーというのはありませんでした。
インタビューの中にあった育休が取れるかを就活の軸にしたというのは僕と同じで共感できました(育休単体でなく福利厚生すべてを確認しました)
育休体験談はファザーリングジャパンのサイトからも確認できるので興味を持った方はどうぞ
www.fathering-japan-thankyoupapa.com
ひとりっ子の育て方
冒頭に書いてあった「ひとりっ子のネガティヴなイメージ「わがまま」「競争心」には根拠がない」というのがこの本から学ぶことの全てかなと思いました.
ここ以外のところはう~~んって思うところが多くて,
例えば,「ひとりっ子はより高い学歴,より良い成績,より名声のある職業を目指す傾向があります」って書いてあるんですが根拠や引用元が書いてないので「根拠がないやん(笑)」って思ってしまいました.
またひとりっ子でやったほうが良いこととして「ペットを飼う」「異年齢保育に通わせる」「ボーイスカウトに通わせる」といったものがあげられていたのですが
少し安直だな~と思ってしまいました.
他にも「「お前なんか大したことない」と馬鹿にされる経験のないひとりっ子は打たれ弱い」と著者が書いていて,そこから先は流し読みになってしまいました.
0-3歳までの実戦版モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす
生兵法は良くないと思っているのでで我が家ではモンテッソーリ教育をする気はないですが、副作用のないところは実戦できるかなと思っています。
この本の良かったところは敏感期の一覧、成長のチェックリストの一覧がとても良かったです。いろんな本を読んでいたり、実戦フェーズになるとどの時期に何も気をつけなきゃ分からなくなると思うのでこういった一覧図は助かりました。
また、運動の敏感期によくあるイタズラ(にみえるもの)あるある、秩序の敏感期への対応、トイレトレーニングの具体例があって良かったです.
モンテッソーリ流つかれない子育て
タイトルは全く関係なくて、モンテッソーリ流Q&Aみたいな本でした。
編集が売れやすい名前に変えたのかな?
何で疲れてモンテッソーリだとなんで疲れないかみたいな話を期待していたのでちょっとショックでした.
Q&Aの数が多いので全て覚えるのは無理そうで、子育て始まってから読み直した方が良さそうかな
ただ、この本で初めて知ったことやこれは試してみたい!みたいな方法はなかったので再読はしないかなと思います.
3流のススメ
ここでいう3流は一つの道を極めるのでなくいろいろなことをする人という意味で使われていて
「プログラムで一流にはなれないけど英語とか運動とかを掛け合わせてオンリーワンになろう!」みたいな本かと思って読み始めました。
読んでみると結構違い、どちらかと言うと著者の生き方を推奨してくるような内容でした。
3流の特徴という章もあったのですが汎用的な話ではなく著者の自分はこうだったという話でした。
途中の論語から「昔の人も3流を勧めていたよ!」という章は、純粋に面白い解釈で楽しかったですが少し冗長だったかなと思いました。
たぶん「いろんな書物で3流が勧められているよ!」っていう章だと思っているんですが僕としては「3流の考え方は素晴らしいのは分かったけど他人を気にしない、褒められようとしないって難しいからその方法を教えてほしい」って思いました。(ハウツー本ではない)って書いてあるので求める僕が悪いのですが)
最後に実践編があるのですがここも一般的な学びの工夫に対して独特な名前をつけているだけのように感じました(ここまでで大分合わないな〜と思いながら読んだので拒絶的に読んでしまっている面もあると思います。
全体的な感想としては、「一流志向に苦しむ人に3流の考えを伝えて楽に生きれるようにする」という期待をして読んでいきましたが「この本見て3流を目指そうと思えるかな?」と思うほど一流を目指す並みに3流もハードルが高いように感じました.
まとめ
再読候補は1冊だけでした.
今から細かいことを詰めていっても実践するころには忘れてしまうと思うので
ざっくりと「こういう子育てっていいよね」と感じられる本を探そうと思います.
持続可能な育児をテーマに本当に気を付けたいことを3つくらいに絞って妻と共有したいな~という構想があります.