「どならない練習」が我が家の育児方針に良さそうという話
生まれるまでに育児本をいっぱい読んでおいて,我が家にあっていそうな
育児本ないかな~と探しています.
そんな中で育児本を見てよく思う「具体的にこういう時はどうするの?」「いつもこれやらなきゃダメなの?」という疑問に対してしっかりとケアされている良い本を見つけました.
■特徴
「知っている>分かっている>できる」のギャップを埋めてくれる本
著者は「素晴らしい子育て」より「ちょっと楽な子育て」を目指している
対象はだいたい3歳以上
https://d21.co.jp/download/donaranai_card.pdf
■ここが良かった
41ケースに及ぶ練習問題があるため条件反射的に対応できそうなところ
「スーパーの商品を触る」「ペットを飼いたいといって離れない」「まだ帰りたくない」などなど頻出しそうなケースに対して,どのように対処するとよいかが網羅されています.
時間と気持ちに余裕があるときだけでOKというスタンス
やるのは余裕があるときだけでよい
上手くいかなくても気にしなくてよい,怒るよりは楽だし効果的だよ
というスタンスなので導入しやすそうだと思いました.
シンプル
「共感(複勝)」→「代替行動の提示」
が基本で,そこに「一緒にやってみる」「環境を作る」「ほめる」を組み合わせられるのなら組み合わせていく.というのがとても分かりやすかったです.
また,毎回考えなくても頻出ケースはあるので心の余裕が持てそうだなと思いました.
■疑問に対する回答
・プロセス褒めじゃないとダメなんじゃないの?
どれが正しいとかではなくて,親御さんが使いやすいもの 納得できるものを選択すれ ばよいと思っています。「ちはっさく」はそれ以前の「 基礎 練」をするだけのもの なので、 難しいことは置いといて「 まずはシンプルにほめる練習をしておこう」 という スタンス です。
伊藤徳馬. 子どもも自分もラクになる「どならない練習」【電子限定特典付】 (Kindle の位置No.1513-1516). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
・叱っちゃダメなの?
※この話は、叱ることを否定しているわけではありません。講座の中でも、この本の中でも、問題行動が起きた直後の対応として、叱る(注意する、諭す)練習をします。みなさんにお伝えしたいのは、叱ることばかりに注力してもしんどいですよー、ということです。なぜか、「ほめましょう系の講座」=「叱らないことを推奨する講座」と誤解されることが少なくないので念のため書いておきました。
伊藤徳馬.子どもも自分もラクになる「どならない練習」【電子限定特典付】(Kindleの位置No.1480-1484).株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン.Kindle版.
・まとめ
三歳以降の育児に関してはこの本でよいな~と思えるくらい気に入りました.
あとは3歳までの育児について調べたいと思います.